労働の場があまり安全でないのと、ちょっと重要な決め事が控えているのとで、最近めっきり疲れている。
疲れが溜まるとまず自炊ができなくなり、次に風呂に入るペースが保てなくなる。
今はその中間といったところ。時々抜かすけれどだいたい毎日入浴はできている。自炊はほとんど諦めて冷凍食品をチンして食べている(レンジでチンは今のところできている)。
人間用総合栄養食のつもりでベースブレッドを食べる以外によく活用するのは冷凍食品だ。
最近は便利なもので、ごはんとおかず1品ないし2品がセットでトレーに入っていて、トレーごとレンジにかければ食べられる冷凍食品がスーパーには数種類あり、これにとても助けられている。
とりあえずごはんとおかずで最低限のカロリーと栄養は満たせる気がするし、食べ終わったらトレー(親切なことに、燃えるゴミに出せるように紙でできている)を捨てるだけなので洗いものも出ない。
そこは冷凍なので野菜の触感などは残念なものが多いけれど、400円前後で1食分と思えば出せない額ではない。
レンジでチンして包装を剥く元気さえあれば食べられる、鬱にはとてもありがたい食べ物だ。
それさえできずにゼリー飲料を吸ってることもあるのが鬱というものだけれど。
洗い物が◯日分溜まっていなくて、レンジでチンする元気はある、という状態の時に重宝するのはオートミールとパスタソースだ。
深めの器にオートミールとひたひたの水を入れてレンジで3〜4分チンする。
どろどろのお粥状になったオートミールに、あたためずに食べられる(重要)パスタソースを混ぜる。以上で完成である。オートミールにはたんぱく質や食物繊維が含まれていて、1品でもそれなりに栄養が摂れるし、パスタソースの種類で味のバリエーションもそれなりにつけられる。洗い物は器ひとつで済む。
余力があればほうれん草やオクラなどの冷凍野菜をチンする時に一緒に入れてもいいし、チーズをかけてもいい。
私が好きなのはキユーピーの「あえるパスタソース」シリーズのミートソース。オートミールと合わせるとドリアのようになっておいしい。
あたためずに食べられるパスタソース、がなぜ重要かというと、鍋で湯を沸かしたり皿に移し替えてレンジであたためる元気は当然ないからだ。洗い物はオートミールの皿だけでじゅうぶんだ。
レンジでチン以上のことができて洗い物も溜めずに回せる、というのは相当元気な時なので、そうなってやっといわゆる「一人暮らしの自炊」のイメージに近づいてくる。
体力気力の順で言うと、ゼリー飲料・菓子パン・ベースブレッド<チンするだけの冷凍食品<オートミール<簡単自炊
という感じになる。
オートミールまでの段階は具合が悪くてやむをえず、の選択なのであんまり食べる楽しみはないんだけれど、そこは同じものを食べても苦にならない特性、というか食事めんどくさくてどうでもいい症状によってカバーしている(カバーというのかそれは)。
今の食生活はだいたいこんな感じです。
自分でも味気ないなと思うけれど、元気な周期も時々は来て、野菜たっぷりお味噌汁やシャキシャキの炒めものを作れたりもするので、食事の楽しみはそういう時だけの特権だと思っている。
※私の診断名は躁鬱病(双極性障害)ですが、私の場合は鬱症状がメインで躁状態はほとんどなく(そのため数年間躁もあるのがわからなかった)実感として「鬱」という方が自己認識と一致するため、日常語として自分の病気を「鬱」と表記することがあります。