ねこもり

ちょび髭ねこの日記

「めんどい」と「しんどい」のあいだ

 

だいたいにおいて日々「めんどいな」と思いながら食事をして風呂に入って掃除を(たまに)したりしているのだけれど、2つ続けて生活がめんどくさいという記事を書いてみて思った。

これは「めんどい」というより「しんどい」なのではないかと。「めんどい」という言葉で自分のしんどさをごまかしてはいないかと。

 

私は幸い薬がよく効いて一人暮らしが継続できる程度には安定しているが、うつの症状である意欲のなさや易疲労性や億劫感は常にべったりと背中に貼り付いている。これらを「めんどい」のひとことで括ってしまうのは、病気に対する軽視が含まれてはいないか。

私は生まれや育ちの色々な要因からつい自虐的になりがちで、自分のやっていることはしょうもないことだとエクスキューズをつけないと言えない傾向がある。「めんどい」という言葉も自分のしんどさを投げやりで怠惰な言葉でごまかすものだったかもしれない。

このめんどくささは「しんどさ」なのだと認めてやる方が自分にやさしいことのように思う。

 

「めんどい」も時には良いが、これからはしんどいことは「しんどい」と言ってみよう。

ただ、お風呂は昔からサボりがちだったので、うつが良くなってもお風呂に関しては「めんどい」と言っているような気もする。